大病院と異なる中規模病院としての小回りの利く診療を心がけており、検査の予定、治療開始時期に関しては可能な限りご希望に添えますよう努めています。また検査方法はもちろんのこと、治療方法に関しても十分にご理解頂けますようきめ細かな説明を心がけており、可能な場合には手術中の様子を写真やビデオで術後説明の際にご覧頂きます。
当科の特徴はすべて外科、消化器外科専門医・肝胆膵専門医・ヘルニアエキスパートが直接診断、処置、治療を実施いたしますので、ご安心頂ける外科です。
セカンドオピニオン・顔の見える相談も行っています。
これまで食道癌から直腸癌にいたる消化器癌、肝臓移植や膵島移植など移植手術を含む肝胆膵疾患など多種多様な病態、疾患を経験していますので、他院にかかっているけれども今後の治療や、現在の治療にお悩みの時は、遠慮無くご相談ください。個人の全身状態にあったご説明をいたします。
ご希望時には疾患に応じた様々な専門施設へのご紹介いたします。
日中はもちろんのこと、夜間、休日も可能な限り対応出来るよう努めています。
外国語(英語、フランス語)での対応が希望な方は、消化器外科専門医が対応いたします。
Board Certified Surgeon in Gastroenterology
Conseil certifié chirurgien en gastroentérologie
胃癌、大腸癌などの悪性をふくむ消化器疾患(抗癌剤治療含む)、肝癌、膵癌、脾疾患、鼠径ヘルニア、腹壁ヘルニア、胆石・胆嚢炎などの非腫瘍性疾患の手術、治療
開腹手術、腹腔鏡手術など様々な手術が可能ですが、一人ひとりにあったアドバイスを行い、安全性を最優先に治療を行います。例えば中等度以上の心臓、腎臓疾患などをお持ちの方では、専門スタッフと連携し、管理いたします。またご高齢であっても手術可能です。
鼠径ヘルニア手術方法は多数ありますが、人体に影響のない、非常に薄くて柔らかい素材で作られたメッシュを使用する手術を行います。例えば世界の標準手術であるリヒテンシュタイン法や、日本で最も行われているメッシュプラグ法、メッシュを腹壁の筋肉の背面に挿入するダイレクトクーゲル法、ポリソフト法などを行います。どの手術も鼠径部に3cm~4cmの創しか残りません。手術は20分~30分で終了します。
出血もほとんどありません。また腹腔鏡を利用したTAPP法という腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術も行います。こちらはへそに1cmと下腹部左右に2箇所5mm程度の創が残るだけです。手術時間は腹腔鏡の機器の準備もあり1時間ほど必要です。
麻酔方法は、どちらも全身麻酔です。
術後は、麻酔から目を覚まして3時間程から水を飲んだり、目覚めが良ければ食事を普通に食べて頂きます。どちらも翌日退院となります。
胆石の手術は、腹腔鏡下胆嚢摘出術が標準となります。但し呼吸機能が低い場合や、胆嚢炎を併発し腹腔鏡下での手術が困難な場合などは開腹手術で行うこともあります。腹腔鏡手術では5mmから1cmの創が複数できるのみで、術後の見た目や痛みに優れています。開腹手術では10cm超の創が残ることになりますが、安全な手術を第一にしていますので、どうしても腹腔鏡手術を希望される場合は、胆嚢の炎症が改善してから手術を行うことが可能です。
胃癌、大腸癌の手術では治療ガイドラインに沿った手術術式をご説明し、腹腔鏡下または開腹での手術を行います。術後1-2週間の入院となります。
肝臓の手術は、肝臓内の大きな血管への対処が必要な場合や、肝臓を大きく切除する必要がある場合などは専門施設へご紹介いたします。肝臓の部分切除で十分な場合は、腹腔鏡もしくは開腹手術で対応いたします。
膵臓の手術は安全第一をモットーに行います。長時間の手術となることが多いですが、術後合併症が無ければ2週間、中程度以上の膵液瘻が生じた場合などは1か月前後の入院となります。
※表を横にスクロールしてご覧ください。
■休診・代診のお知らせ
(医師の急な都合により、掲載できない場合がございます。)
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 | 川名・寺尾 | - | 枝元 | - | 平野 | 担当医 |
午後 | - | - | - | - | - | - |
役職 | 副院長 外科主任部長 肝胆膵臓部長 |
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専門分野 | 消化器外科一般、肝胆膵外科、肝膵島移植 |
資格 | 日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本肝胆膵外科高度技能指導医 外科周術期感染管理教育医 日本肝臓学会専門医・指導医 日本膵臓学会 指導医 日本移植学会移植認定医 厚生労働省臨床研修指導医講習会修了 ICD、プログラム責任者他 |
職歴 | 宮崎大学医学部(1990年)東京大学医学博士(2000年) 1990年~97年 国立病院医療センター外科 1992~98年 国立感染症研究所 感染病理部協力研究員 併任 1994年 NY Mount Sinai病院 臨床病理部 短期留学 1997年~1998年 京都大学移植外科 2000~02年 France Lyon市、Centre International de Recherche sur le Cancer 2007年 国立国際医療センター 第3外科医長 2010年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 肝胆膵外科医長 2017年 独立行政法人国立病院機構 東埼玉病院 外科部長 2020年 誠馨会 セコメディック病院 外科 主任部長 慢性膵炎、鼠径ヘルニア等多数、学会発表、論文著者あり。 |
役職 | 医長 |
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専門分野 | 消化器外科一般、大腸肛門疾患 |
資格 | 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会認定消化器外科指導医・専門医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本消化器病学会認定消化器病専門医 日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医 日本大腸肛門病学会認定大腸肛門病指導医・専門医 日本腹部救急医学会腹部救急認定医 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会認定ストーマ認定士 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 ジオン注講習修了医 厚生労働省臨床研修指導医講習会修了 緩和ケア研修会修了 |
専門分野 | 消化器外科一般、内視鏡検査 |
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資格 | 日本外科学会外科専門医 医療安全管理者養成研修会修了 厚生労働省臨床研修指導医講習会修了 緩和ケア研修会修了 |
専門分野 | 一般外科 |
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資格 | 日本外科学会 日本内視鏡外科学会 |
セコメディック病院では、予約されている方や紹介状のある方が優先です。
また、予約された方は予約時間より前にお越しになっても、時間までお待ち願います。
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