健康診査と人間ドックの違いって?

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健康コラム

健康診査と人間ドックの違いって?

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「健診」と「人間ドック」はどちらも健康管理をする大切な検査ですが、実はその目的や内容に違いがあります。それぞれの特徴を知って、自分に合った健康管理をしましょう!

セコメディック病院 健診センター長 志田勝義(しだ・かつよし)

健康診査と人間ドックの違い

健康診査(特定健診)

最低限の健康状態を確認するための検査です。40~75歳までの方を対象に自治体が実施を義務付けています。会社員の方は企業にも実施義務があり、社員は受診が義務となっています。

人間ドック

任意の検査です。受ける年齢や頻度に明確なルールはありませんが、生活習慣病の予防や病気の早期発見に役立つため、年齢に応じて積極的に利用することが推奨されています。

健康診査と人間ドックの違い

なぜ人間ドックをすすめるの?

健診は血液・尿検査、身体測定などが中心ですが、人間ドックの方がより詳しく広範囲を検査するので様々な病気の早期発見がしやすいです。

主なねらい

健康診査(特定健診)

主に生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)のリスクチェックが主になります。

人間ドック

健診の基本項目からさらに、がん検診や内臓の状態を詳しく調べるねらいがあります。

病気の早期発見の可能性が高まります

健診では見つけられにくい、下記のような自覚症状の少ない病気や初期のがんを発見できる可能性が高まります。

  • 消化器系のがん(胃がん、大腸がんなど)
  • 肝臓や膵臓の異常
  • 心血管疾患(心筋梗塞、動脈硬化など)

人間ドックを始めるのはいつから?

一般的に、40代から人間ドックを毎年受診することが推奨されています。年齢によってリスクが変わります。

  • 30~50代

    生活習慣病のリスクが増える時期です。早めに対策をとることが大切です。

    60

    がんの発症リスクがピークを迎えるため、全身の定期的なチェックが安心につながります。


人間ドックを始めるのはいつから?

人間ドックに種類があるの?

セコメディック病院では下記のコースをご用意しています。定期的なチェックは病気の早期発見だけでなく、今後健康な毎日を送るための「現在地確認」として役立ちます。ご不明点があればお気軽にご相談ください。

半日コース

忙しい方でも気軽に受診できる人間ドックとして人気があり、身体測定から始め、生活習慣病や内臓機能の異常を検査します。

半日がんコース

短時間で主要ながんのリスクを総合的にチェックできるコースです。がんの家族歴がある方は積極的に受診しましょう。

脳ドック

脳の病気は早期発見で未然に防ぐことができるケースが多いといわれています。脳血管疾患が心配な方や家族歴がある方は積極的に受診しましょう。





※内容は2025年1月29日時点のものです。

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