平成28年度の「国民健康・栄養調査」では全国で糖尿病患者約1,000万人、糖尿病予備軍も約1,000万人存在するという結果が出ています。 これは成人の4人に1人は糖尿病ないしはその予備軍という状況です。
血糖値が高い人が多いということがわかりますね。
血糖値がとても高くなると非常に喉が渇いたり尿量が多くなったり、食べているのに体重が減ってきたりします。
糖尿病は基本的に自覚症状がない病気です。
気付かないまま血糖の高い状態でいると、血管にダメージを与えて合併症を引き起こしてしまいます。
合併症がひどくなると人工透析になったり失明したり、壊疽で足を切ることになったり、心筋梗塞や脳梗塞をおこしてしまいます。
糖尿病とは油断できない怖い病気なのです。
「血糖値が少し高い」と言われてしまったら糖尿病と診断される前から少しずつ生活習慣を見直すことをお勧めします。
すでにやっていること、ありましたか?
いくつできそうなことがありましたか?
1つずつでも今からできることを是非始めてください。
いつまでも変わらず今の生活を続けるために、皆さん自身で体を管理し守っていただけたらと思います。
血糖値が気になる方は、ぜひ一度来院して調べることをお勧めします。
※内容は2024年9月時点のものです。