脳・血管内科

TEL
Menu Close
キービジュアル

脳・血管内科|脳卒中

脳卒中とは

突然起こる脳血管の病気!
後遺症が残る可能性が高く、緊急治療が必要!

脳卒中は脳に酸素や栄養を送っている血管がつまったり、破れたりして脳細胞が死んでしまう病気です。突然手足の麻痺やしびれが出たり、言葉がしゃべれなくなったり、また意識障害などの症状がでたりします。後遺症が残り、生活が困難となる方もいらっしゃいます。
脳は脆弱です。
脳は非常に脆弱な器官です。人間の脳の重量は体重の約とされますが、脳を維持するのに大量の血液が必要で、総心拍出量の約が脳に流れています。脳は血流が完全に途絶すると、6秒で代謝異常、2分で機能停止、5分で永続的な障害(死亡)が起こり、死んだ細胞は生き返りません。

脳卒中データベース2015


脳卒中の症状

脳卒中の症状、最大のポイントは突然起こること!

脳卒中を疑う症状は、様々なものがあります。しかし最大のポイントは突然起こることです。日中であれば、さっきまでは元気だったはずなのに「お風呂から出ようとして」、「洗濯物を干していて」、「会社で会議中に」等、ご本人や周囲から具体的な時間、きっかけを聞けることが多いです。朝起きたら気付いたということもあります。

脳卒中を疑う症状

(1)顔面・手足の、特に片側だけの痺れや脱力

  1. (2)片眼や両眼の視力異常・視野異常

  2. (3)言葉が理解できない、呂律がまわらない

  3. (4)力は入るのにうまく歩けない、バランスがとれない

  4. (5)強いめまいがする

  5. (6)かつてない激しい頭痛



まえぶれ

脳血管が細くなっていると、一時的に血液の流れが悪くなり、脳梗塞に準じて症状が出ることがあります。しかし、しばらくして血液の流れが少し良くなると症状が消えることがあります。一過性脳虚血発作といいます。いわゆる前触れです。一時的にでも上のような症状が出た方は注意が必要です。

簡単なテスト

●正面を向いて歯を見せたり、「いーっ」と口を横に広げてみましょう。

 ⇒顔の動きが悪いと片方の高角が下がっています。

●眼をとじ、両腕を前に出して10秒間保持しましょう。

 ⇒麻痺がある腕は下に下がります。

●「ら、り、る、れ、ろ」、「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ」と言ってみましょう。

 ⇒うまく話せなかったり、呂律が回らなくなったりします。

 

以上の症状のうち1つでもあれば72%、3つともあれば85%、脳卒中が疑われるとされます。ただし、口元が元々曲がっている人もいます。大切なのは、症状が突然おこったことです。

脳卒中は緊急に対処が必要です。
脳卒中を疑ったら、直ちに救急車を呼んで医療機関受診を!!

脳梗塞は脳血管がつまる病気です。脳細胞が死んでしまう前に血管のつまりをとり、血液が流れれば、症状が劇的に良くなることがあります。t-PA静注療法や脳血管内治療(カテーテル治療)が有効なことがあります。

脳出血は脳の中の細い血管が破れる病気です。すぐに血圧を下げ、場合によっては手術が必要です。

くも膜下出血は脳表面の大きな血管の動脈瘤といわれるもろい部分が破れる病気です。緊急で止血処置が必要です。開頭手術や脳血管内治療(カテーテル治療)が必要です。

主な検査

全ての方にすべての検査をするわけではありません。考えられる病気に合わせた検査を行います。

CT検査

人体にさまざまな角度からエックス線をあて、その結果をコンピューターで正確に計算することで断層写真をつくります。さらに造影剤を用いることで、血管や血管に富んだ組織を浮き上がらせることが可能です。被曝の問題があるので、妊娠している方は撮影が難しいです。脳領域においては出血や石灰化病変を描出するのに優れていますが、新しい梗塞巣はやや苦手です。救急患者さまが来院されたときに、脳内出血が疑わしいときはCTを、脳梗塞が疑わしいときはMRIを優先的に撮影します。

頭部CTでは出血は白く、梗塞は黒く写ります。 左から脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の写真です。
造影剤を使って血管を写します。
CTアンギオと呼びます。
動脈瘤が写っています。

MRI(磁気共鳴画像)

強力な磁力と電波の力を利用して断層写真をつくります。新しい脳梗塞を見つけやすくするもの、古い脳梗塞がわかりやすいもの、出血がわかりやすいもの等があります。脳血管をみるものはMRA(MR Angiography)と呼ばれます。
状況により撮り方を使いわけています。



1番左は脳梗塞起こした直後の脳梗塞を白くうつしています。左から2番めは数日時間が経った脳梗塞を白く、3番めは数ヶ月〜数年経った脳出血を黒く写しています。1番右は血管を写すMRAです。血管が詰まって、映らなくなっています。


エコー検査(超音波検査)

機械を腹部にあて、肝臓、腎臓、胆嚢等を観察するのが有名ですが、首の血管や頭の中の血管も一部調べることが可能です。狭窄(細いところ)がないか調べます。また心臓を調べると心臓の中に血の塊(心内血栓)がないか、また弁膜症の有無等を調べることができます。頚動脈エコー、心エコーともに非侵襲的(痛みを伴わない)な検査です。

頸動脈が細くなった方の頸動脈エコー
右は輪切り写真です。本来は円形のはずが、血管内にコレステロールが付着し、血液の流れる赤い部分が小さくなています。右は縦切り写真です。同様に小さくなっています。

脳血管造影

カテーテル検査ともいいます。カテーテルという細い筒を肘や大腿から動脈の中に挿入し、頭頸部動脈まですすめて造影剤という薬を動脈の中に直接注入します。同時にレントゲン写真を撮ると、造影剤をつかわなければ頭蓋骨しか写らないところを、脳血管の写真が撮影できます。

サイトマップ
ページトップへ
看護部サイト採用エントリー

患者さま・医療関係者のみなさまへ
患者さまがよくご覧になれるページをご案内いたします。

よくご覧になられるページ